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中学3年生は、ほとんどの生徒にとっては受験を控えた大切な1年間。目標進学校を定めたものの、学力が追いつかないなんてことにならないように、早めに受験勉強を開始しなければなりません。(中3になる段階が本格的に受験勉強を始める一つの契機です。さらにクラブが落ち着く夏頃にギアチェンジをはかることが大切だと考えます。)
当教室では、進級前に三者面談をして、1年間のカリキュラムを説明するとともに、まずは進学目標とする高校を検討し始めるようお話ししています。(もちろん中2の頃から目標を持っておられる生徒さんもおられます。)
懇談会の回数も増え、生徒本人と塾長が一対一で学習方法を中心に相談する個人面談(当塾での高校生の面談形式)もとり入れています。
進路決定に際しては、「ただ合格すればよい」というのではなく、校風、通学距離、クラブなどの諸要素を考慮し、また入学後も大学進学を見据えて一層学力を伸ばしていける学校に進学できるようにアドバイスさせて頂いております。
料金は2024年度のものです。
1.志望高校に確実に合格を果たすこと。(上位合格を目指すように指導しています。)
2.英数国の3教科を中心に、難関大学を目指すための基礎学力と学習習慣を身につけること。
中学3年生では、以下の3種類の模試を2回ずつ行って、常に学習意欲をかきたてるとともに、特定の業者の判定に偏らない正確な合格可能性が計れるようにしています。
1.育伸社学力テスト[基礎レベル]・・・6月、8月、10月、1月/教室内
2.五ツ木模擬テスト会[標準レベル]・・・・・・・・・9月、11月/一般会場
3.駿台中学生テスト[ハイレベル]・・・・・・・・・・・6月、10月/一般会場(偏差値60以上の生徒対象・1の模擬試験の代わりに行います)
過去に実施した模試の業者間のデータ比較をもとに模試毎のレベル差を調整した、当塾独自の総合成績表を作成して総合志望校合格判定をつけてお渡しします。
11月までの総合成績をもとに、12月に学校の三者懇談に先立って、受験する高校の相談をさせて頂いております。
英語
中学3年生のテキストでは、もう一度英語の文法を一から復習します。その後中3で新たに出てくる文法を学習して、2学期中に中学で履修する全内容を終えます。
高校入試問題は長文読解が中心で、その中に文法問題も含まれているのが一般的です。過去に入試に出題された長文を使った読解演習は、文法を一通り終えた冬休みの講習から本格的に開始し、3学期は読解問題を利用した入試問題の演習を徹底的に行い、来る入試に備えます。
入試が終わった3月には高校英語のポイントとなる文法を紹介しながら、進学後もさらに英語力を伸ばしていくための効果的な学習法などを指導していきます。
数学
英語と同様、数学においても中学3年間の内容を徹底的に学習して入試に備えます。
入試という視点に立つと、数学は各生徒のレベルや特徴にあわせた指導法を工夫するか否かで、
入試当日の得点が大きく変わってきます。具体的には、少人数の特長を生かして
1)計算問題で確実に点数をとるための対策
2)自らの学力から考えて、手を出すべきでない問題の選別力の養成
といった指導を個人レベルで行っています。
入試直前には普段の授業とは別に、志望高校にあわせたクラス分けで、過去問を集めた問題集からそのレベルに応じた問題をピックアップした直前講習を行っています。
3月には、高校に入ってからの文系と理系の履修内容の区別、中学では全く扱わなかった新たな概念の紹介などをしながら、高校数学の全体像を把握させ、大学入試に使える数学の力を身につけるには相当な覚悟をもって取り組まねばならないということを実感してもらいます。
国語
中3になると入試でいかに点を取るかということが求められてきます。制限時間内に問題をこなすことの難しさが模試を数回受けているうちにわかってきます。国語は時間との戦いです。
入試本番ともなると緊張とあせりから何度読んでも内容が頭に入らないということもありえます。そうならないために前もって自分のペースを作っておくことが重要です。問題を解く順番や時間配分などです。周りに乱されることなく自分のペースを守れることが入試で結果を出すための鍵となるでしょう。
授業は予め解いてきてもらった演習問題の解説を通して段階を経て力をつけていきます。まずは正解の見極め方をしっかりと身につけることを優先し、徐々にスピードアップして、速さと正解率の両方を上げていきます。
見極め方のいろいろなパターンを身につけると答えも早く見つけられ、自然とスピードアップにつながります。宿題でも教わった解法を意識して問題に取り組んでください。
理科
国語と同様、隔週で授業を行い、中学3年間の全内容を前期、後期に分けて2冊のテキストを使って指導しています。
学校では既に習っているところをやっていくため、各単元の最初のまとめと、その次の確認問題を予習でやってきてもらい、理解が不十分であったり、忘れてしまっているところを確認しながら、重要なポイントや公式などを教えて、入試などに出題される形式の問題を次回までの宿題に出すという形式で指導しています。
後期のテキストは「1分野全般」「2分野の天気・宇宙」など計算やグラフ、空間図形などの数学的要素を含んだ難解な単元を中心に再度演習を行って、確実な理解をはかり入試に備えます。
国語と理科の授業は公立高校中期入試までで、その後は英語と数学の週2回になります。
社会
社会は週3日の授業には組み込んでおりません。社会という教科は地理、歴史、公民に分かれておりますが、いずれも記憶中心で、自分で計画的に教科書やノート、問題集を利用してくり返し覚えようという気持ちをもって勉強すれば、あえて私達が指導をしなくても十分に学習することができると考えているからです。
夏休みや冬休み前には、理科で使用しているテキストと同種類のものを解答付きでお渡しして、休暇中に指定した部分を一通りやり終えるように伝え、成果を休暇明けの模擬試験などで見ています。
模擬試験の結果が芳しくない場合、社会の学習法の指導を中心として補習を個人的に行っております。
一教科でも自分の意志で計画的に受験勉強を行ったということは、3年後の大学入試につながります。大学入試においては、5教科7科目に渡る受験必須教科のすべてを塾や現役予備校に頼るということは現役で難関大学合格を目指す上では時間的にも考えられないことだからです
中学部の英語、数学の授業においては、単元毎に確認テストを準備しています。
当塾ではこのテストを時間の許す限り活用して、学習内容の定着を確認しています。
習った当日ではなく、1週間かそれ以上の日をおいて実施し、
その間に家庭で復習を行うように指導しています。
テストの成績が芳しくない場合は平常より少し早く来てもらって補習を行います。
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